甘酒豆知識~神田明神を訪ねて~(その2)

先日、神田明神近くの「三河屋さん」行ってまいりました。
前回は売り切れだった冷たい甘酒をいただきました。
こちらの冷たい甘酒は、前日に仕込んだものが売れたら、
完売になってしまうのです。
三河屋さんで甘酒を注文すると、しょうがの粉がついてきます。
温かい甘酒にも、冷たい甘酒にも。
これをかけながらいただくと、甘酒の甘さがすっきりと
ひきしまります。
私はしょうがの粉をかけながらいただくのが好きです。
梅雨があけたら、夏本番。
甘酒の季節がやってきます。
ブドウ糖がたくさん含まれているため、
「飲む点滴」と言われるのもうなずけます。
梅雨の食欲がない時期も、良いのではないでしょうか。
これも日本ならではの、知恵です。
日本以外には、同じ「麹菌」がいないので、
この米麹はできないのです。
だから、甘酒も日本の伝統食となります。
こうして点滴を作ってしまう麹菌、
漫画の「もやしもん」のように話ができるのなら、
いろいろ質問してみたいものだなぁと思いました。