基本の「ピリ辛しょうゆ麹」の作り方
是非次にアレンジして作っていただきたいのが
「ピリ辛しょうゆ麹」です。
これはおつまみとして、キュウリ、豆腐などにかけて召し上がると、
お酒がすすみます。
ピリ辛なのは、青唐辛子が入っているため。
◇材料
青唐辛子(みじんぎり)50g
醤油200cc
生の米麹200g
(乾燥麹の場合は醤油を300ccにしてください。)
◇作り方
①青唐辛子を用意します。
細か目のみじんぎりにしておきます。
たねもそのままにして、みじんぎりにしてください。

②しょうゆ麹を作る手順で、米麹をほぐし、
しっとりするまでよくもみほぐします。
そこに醤油を入れ、濁るまで手で混ぜ合わせます。

③きざんだ青唐辛子を②の中に入れます。

④そして、しっかりとスプーンでかきまぜたら、
ピリ辛しょうゆ麹のたねの完成。
しょうゆ麹のようにここから発酵させていきます。

⑤2日目に、水分を一旦吸収しますが、
一日一回かきまぜながら、密封容器で蓋をして
常温で発酵させていきます。
冬は2週間ほどかかりますが、
米麹がゆびでつぶれるくらいやわらかくなったら、
冷蔵庫にいれてください。

⑥出来上がった「ピリ辛しょうゆ麹」です。
見た目はしょうゆ麹に似ています。

食べたあとから、辛さが口に広がります。
もともと日本の一部の地域で「一升漬け」「三升漬け」という名前で作られていました。
その作り方は、醤油、米麹、青唐辛子をすべて同量にするため、
かなりピリ辛になります。
なかなか日常で食べるシーンがないため、
青唐辛子の量を減らすことで「ピリ辛しょうゆ麹」という名前にさせていただきました。